食品物流の課題とソリューション
食品物流の現場では、天候不良による輸送計画の変更や、鮮度劣化による食材廃棄といったリスクが日常的に発生しています。これらの課題は、物流全体の効率低下やコスト増大を引き起こし、現場の大きな負担となっています。
また、国や地域によってはトラックに鮮度保持がない場合や、政治情勢によって輸送計画が大幅な変更を余儀なくされることもあります。
DENBA Landは、DENBAの鮮度保持テクノロジーを活用した棒状の省スペース型食品鮮度管理ユニットであり、食材廃棄の削減、販路拡大、長期保管の実現、さらに離島輸送や産地での集荷から仕向け先までの鮮度保持を可能にし、次世代のコールドチェーン構築に貢献します。
工事不要で設置も簡単
従来のDENBA製品とは異なり、DENBA Landはトラック荷台に突っ張り棒構造で設置することができ、取り付け用の工具や車両の改修が不要となっております。
そのため、中継輸送や車両の変更の際にも、貨物と一緒に積み替えることができます。
本体は棒状で省スペース設計であり、従来のDENBA製品では対応が難しかったガルウィング式トラックにも対応可能しております。
さらに、専用電源は不要でポータブル電源で稼働できるため、現場のオペレーションに変更を加えることなく導入可能です。
物流における鮮度保持
DENBA Landは、電場により荷室全体の水分子を共振させることで食品を凍結させても細胞を壊さず、栄養素やうま味成分の流出を防ぎつつ長期間に渡って鮮度を保持します。
設置と運用の容易さにより、導入の負担を軽減し、急な輸送計画の変更や車両の変更にも簡単に対応することが可能です。
DENBA Land
物流業向け（トラック向け）
製品展開とコールドチェーンの未来
弊社では、次世代コールドチェーンの普及を目的として、コンテナに埋め込み可能な船舶向け鮮度保持装置DENBA＋ Marineも展開しております。
離島を含む遠隔地への輸送だけでなく、船員の方々の船上での食生活の改善を実現し、物流における食材廃棄の削減を可能にします。
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